民事再生の利点。

個人向けに平成12年施行された民事再生という法律を知らないという方もたくさんおられるかと思います。借金についての問題を解決する手立てとして、自己破産を思い浮かべる方も多くいらっしゃると思いますが、自己破産をすると、日常生活用品と一定金額以外の資産、家や車などの資産は全て失ってしまうことになりますが、民事再生では家や車などの資産を残すことができます。民事再生では、裁判所を通して借金を大幅に減らしてもらい、原則的には3年以内で残っている借金を完済できる返済計画を立てて、定められた新しい返済方法に従い、分割で支払っていくことで返済が楽になるという制度です。毎月、借金返済を何とか支払い続けていても、近い将来において支払ができなくなる状態になる破産の可能性がある場合に、利用して生活を守ります。 民事再生の手続きには給与所得者等と小規模個人再生との2種類の手続があります。自己破産と違って民事再生は、持ち家を保有したまま債務整理を行うことができます。借金が住宅ローンを除いて5,000万円以下で将来一定の収入を得ることができると判断されれば、持ち家を保有しながらの手続きが可能です。収入が安定していることが返済計画を立てるという意味でも条件となるため、民事再生はサラリーマン向きだと言えます。住宅ローンがある方は、一度債務合計が5,000万円以下になるか、全ての債務を確認してみてはいかがでしょうか。

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